良い投稿記事を描くには次のような下準備が必要です。
- 検索キーワードの想定
- 想定したキーワードで上位にランキングする記事(つまり競合する記事)の調査
- 技術的な根拠の調査
これらのネタはを投稿記事と紐づけて記録しおきたいものです。今までは、投稿タイトル名のテキストファイルに保存していたのですが、このような2重管理だと記事数が増えると手が付けられなくなってきます。
そこで、今回は投稿記事の中に、ブログ作成側にしか見えないようにメモを挿入する方法を紹介します。
function.phpに関数を追加する
ダッシュボードの[外観]→[テーマの編集]で、テンプレートの function.php に次のコードを追加します。
function wp_memo( $atts, $content = null ) { if ( current_user_can( 'publish_posts' ) ) return '<div style="border-style:dotted;">'.$content.'</div>'; return ''; } add_shortcode( 'memo', 'wp_memo' );
このコードは関数の定義でして、[memo]~[/memo]で囲った内容を、ブログの投稿ユーザーでログインしている時は表示し、そうでなければ非表示にする関数を定義しています。
[memo] ここにめもの内容を描きます。 [/memo]
下図はSimplicity2の小テーマの function.php にコードを追加したところです。
管理用メモの使い方
下の図は、投稿記事にメモを挿入したところです。
プレビューでブログサイトを見ると、メモは点線で囲われて表示されます。
function.phpに追加した <div style=”border-style:dotted;”>の部分を変えれば、囲み方を変えることができます。
ログインしていない状態でブログサイトを見ると次のように見えます。
一般の方がブログを見た場合もこのように見えます。